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脳血流に及ぼす効果

脳血流に及ぼす効果について

一般的に脳の血流量については、代謝性調節神経性調節によって調整されています。

代謝性調整とは、『考えたり』『頭を使う』といった脳を働かせることにより、その部位周辺の神経活動が高まります。神経活動が高まると代謝が亢進し、化学伝達物質が放出されます。その結果、血管が拡張し血流が増えます。

脳の血流も自律神経に調整されているほか、三叉神経等にも調整されています。副交感神経を刺激すると、他の臓器と同じように血管が拡張し、血流が増えます。また、三叉神経を刺激することにより、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ぺプチド)が放出され、血管が拡張し、血流が増えます。

鍼において、足三里と三陰交というツボを刺激することにより、脳の視床体性感覚野前帯状回頭頂連合野等の領域で血流増加認められるという研究報告があります。これらの領域は触覚や痛覚の認識や情動にも関係していることから、鍼刺激がそれらを刺激し、神経活動を亢進させ血流を増加させると考えます。その為、脳血管障害の後遺症脳循環障害といった病気にも効果を示すと考えられています。しかし、全てがこのメカニズムで説明できないこともあります。今後も、さらに研究する必要があります。

 

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