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むち打ち

むち打ちとは

むち打ち損傷は、自動車事故の際に、頭部に働く慣性力により頭部の関節靭帯等に損傷をきたし、頸部痛を訴える疾患です。最近では、この『むち打ち』という言葉が『外傷性頸部症候群(頸椎捻挫、頸部捻挫ともいわれる)』というように言われるように変わってきています。

この病態は、頸椎に外力が加わり、椎間板、頸部・項部の筋、各種靭帯、椎間関節等の支持組織の損傷です。

症状としては、
①後頭部、頸部、背部、腕~手にかけての痛み、こり、しびれ、脱力
②頸椎の運動痛、運動制限
③バレー・リュー症状(めまい、眼のかすみ、耳鳴り、耳閉感、動悸、声のかすれ、頭重、吐き気、顔面紅潮、全身倦怠等)
特に発生頻度の高い症状は、頸部痛頭痛運動制限です。

経過につきましては、事故後まもなく軽快することもあれば、6か月以上も残る場合もあります。

 

鍼灸での治療法

急性期慢性期がありますが、一般的には保存療法になります。

急性期
・長期安静より、早期の運動が効果的(しかし、局所の痛みや運動制限が強い場合には、固定し安静)
・薬物療法(消炎鎮痛剤、筋弛緩剤)
・温熱療法
・ブロック注射

慢性期
・薬物療法(筋弛緩剤、抗不安薬、抗うつ剤)
・理学療法(温熱、牽引、運動療法)
・ブロック注射
・精神科の受診

鍼灸では、疼痛の局所治療になります。訴える部位に一致して、筋の過緊張や筋硬結がみられます。また、運動時痛がでる場合には、頸部の椎間関節付近へ鍼をもっていき、循環改善し、痛みを和らげます。しびれ等の神経根症状がでている場合には、頸部神経根症をご覧ください。

また、急性期で痛みのある場所に熱感がある場合は、炎症がある証拠なので、刺激は軽度になります。

時間外でも受け付けられる場合があります。 TEL 050-3690-1128 10:00~19:00(受付 18:30迄)要予約

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