捻挫

捻挫とは

捻挫とは、関節に外力が加わり、関節運動の正常可動域を超えてしまい、関節や靭帯、筋・腱、骨、血管等を損傷してしまうことです。損傷した結果、炎症が起こり、発赤・熱感・腫脹・疼痛・機能障害をおこします。

捻挫は特に、足関節に多くおこります。

鍼灸での治療

まず、捻挫をしてしまったらRIEC処置を行ってください。

R:Rest(安静) 運動せず、安静にしてください。
I:Ice(アイシング) 患部を冷やし、炎症を抑えてください。
C:Compression(圧迫) 患部を圧迫することにより、腫れを抑えます。
E:Elevation(挙上) 患部を心臓より高く挙上をすることで、腫れや炎症を抑えます。

全て重要な処置になりますが、中でもアイシング圧迫は重要になります。特に、スポーツ分野において大会や試合が近いとなると、大会に出れるようにして欲しいという要望が多いです。試合にでるには、痛みを引かせることが重要です。痛みは炎症があることにより、発生しているのでアイシングを行い、炎症を抑え、圧迫することにより腫れを抑えます。

アイシングは20分~30分位を目安に、感覚がなくなってきたら、冷やすのをやめてください。そして、少し時間をおき、再度冷やすというのを繰りかえし行ってください。

また、圧迫が不十分だと、腫れが酷くなりやすく痛みが治まりにくいです。また、一度腫れてしますとすぐには腫れはひきません。
しかし、本来なら休むことをお勧めします。無理をして、捻挫が酷くなり、取り返しのつかない状態になることもあります。

鍼灸での治療は、炎症や腫れを抑え、痛みを和らげます。急性期は局所に鍼をすると、血流が良くなり腫れがひどくなるため、少し離れた場所に鍼を刺します。また、灸には、白血球増多作用があるので、回復を早めます。
ただし、治療を行い、痛みがなくなったからといって治ったわけではありません。一時的に痛みをコントロールしただけであり、傷ついた組織は治っていません。痛みは、安静にさせるための、警告でもあります。