筋筋膜性腰痛

筋筋膜性腰痛について

筋筋膜性腰痛とは、筋肉やそれを覆っている筋膜に何らかの障害が起こり、その結果、腰痛を引き起こしものです。

急に重いものを持ち上げて、筋肉や筋膜に傷がついたり、長時間同じ姿勢により、筋肉が疲労をおこしたりして痛みが出現します。痛む筋肉は主に、脊柱起立筋、腰方形筋、大腰筋、大殿筋、大腿四頭筋等です。

鍼灸での治療法

鍼灸では、まず原因の筋の特定を行います。腰に痛みがあったとしても、原因部位が他にあり、そこから続発的に痛みを起こす場合が多々あるからです。

例えば大腿四頭筋が硬ければ、骨盤は前に傾きます。その結果、腰部に負担がかかり、腰痛を引き起こします。この場合、腰部を治療してもよくなりません。大腿四頭筋を治療し、痛みが改善します。

原因の筋が特定できたら、そこに鍼やストレッチを行い、循環を良くし、筋肉を緩めていきます。