神経も身体の色々な組織同様、必ず酸素と栄養が必要となります。その為、神経にも血管がたくさん分布しており、その血管から酸素や栄養を供給しています。神経を栄養する血管も他の血管同様、自律神経によって調整されています。交感神経の活動により、血流は減少し、副交感神経により血流が増えます。
神経付近に鍼を打つことにより、血管拡張神経が刺激され、神経血流が増加します。メカニズムについては、皮膚や筋のところでの効果と同じです。
この神経血流増加の作用により、糖尿病性神経障害や脊柱管狭窄症、神経痛、神経根症、絞扼性神経障害等に効果があります。
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