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狭心症

狭心症について

狭心症とは、一過性に心臓に栄養をおくる冠状動脈がなんらかの影響により狭窄し、栄養が心臓に供給できない状態をいいます。この状態が長く続くと、心筋梗塞になります。

狭心症の症状としては、胸痛発作になります。胸痛発作は、絞扼感、圧迫感、違和感といった性質の痛みで持続は数分(2~5分)以内になります。万が一30分以上続く場合は、心筋梗塞の可能性が高くなるので、お気を付け下さい。狭心症の発作が酷い場合、冷汗、めまい、意識障害、動悸、呼吸困難等もみられます。
激烈な前胸部痛(裂けるような、しめつけられるような痛み)の場合、解離性動脈炎の可能性があります。この場合、高血圧患者に多くなります。

冠状動脈が狭窄する原因としては、
・動脈硬化
・冠状動脈の痙攣
・血栓によるもの
・冠状動脈の微小血管の障害   等です。

 

鍼灸での治療法

まずは、生活習慣を改善してください。ストレスを緩和し、歩行の際は、発作予防に途中で休みながら歩いて下さい。坂道はゆっくり歩き、熱いお風呂や長風呂は避けてください。食事は満腹をさけてください。便秘には気を付けてください。また、脂質制限、食塩制限、禁煙、適度なアルコール適度な運動が予防になります。

薬物療法は、発作時のニトログリセリンです。ニトログリセリン舌下投与により、発作が数分以内に治まります。これが、数分で治まらない場合、心筋梗塞やその他の疾患が疑われます。
予防の場合、心筋酸素需要抑制(β遮断薬等)、冠状動脈血流改善(硝酸薬、Ca拮抗薬等)、血小板凝固抑制(アスピリン等)、冠状動脈痙攣予防(Ca拮抗薬等)です。

鍼灸治療を行う場合は、医師の管理下のもと行います。狭心症の場合、心臓や血管に器質的な病変がない場合のみ対象になります。
鍼灸治療の目的は、発作予防になります。病院での処置と併用しながら、治療を進めていきます。
治療には、体性‐内臓反射を使用します。心臓の関係する神経走行を考え、その周囲で反応点を探し、そこを刺激します。
 

 

時間外でも受け付けられる場合があります。 TEL 050-3690-1128 10:00~19:00(受付 18:30迄)要予約

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