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自律神経失調症

自律神経失調症について

自律神経とは交感神経と副交感神経を総称して自律神経といいます。自律神経は胃腸などの消化管、心臓、汗腺などといった主に内臓等の働きを調節している神経です。通常はこの神経が正常の範囲内で活発になったり弱くなったりするのですが、なんらかの原因により、調節異常が起こります。自律神経が調節異常をきたすと、さまざまな症状が起こります。病院で検査を行い、症状に対し原因疾患がみつからない場合に『自律神経失調症』を診断されることが多いです。

肩こり、頭痛、めまい、疲労感、不眠、ふるえ、四肢冷感、発汗異常、動悸、息切れ、胸部圧迫感、胸痛、食欲不振、胃部膨満感、便秘、下痢といった様々な症状が出現し、個々により出現する症状も違ってきます。特に季節の変わり目(春や秋)や台風等の気圧の変化、ストレスに反応し、自律神経の調整異常が起こります。

鍼灸での治療法

鍼灸では、自律神経の調整を得意とします。手足や体幹に鍼やお灸をすることにより、その反応が自律神経を介し、支配する内臓器官へ働きかけます。体はもともと、自分で調整する機能があります。自律神経失調症の場合、その自分で調整を行っている位置がずれてしまっているので、鍼や灸で刺激をすることにより、調整範囲を正常は位置へ戻します。

自律神経調整法

漸進的弛緩方法
①どんな姿勢でも構わないが、十分リラックスできる姿勢を心がける
②筋肉に順番に力を10秒ほど入れ、緊張している感覚を味わう
③その後、一気に力を抜いて、脱力後の弛緩状態を10秒ほど味わう
④これを2~3回繰り返す

力を入れる筋肉の順番
①上肢の筋肉(右手→左手→両手→両前腕→両上腕)
②顔面の筋肉(額→目→顎→舌→唇)
③首(後→右→左→前に動かして力を入れては抜く)
④肩(上下→前後に動かして力を入れては抜く)
⑤胸(息を吸って止め、緊張を感じたらゆっくり吐く)
⑥腹(下腹部に力を入れ、緩める)
⑦背中(後ろへそり、力を入れ、その後緩める)
⑧脚(ふくらはぎに力を入れ、緩める)
⑨全身(①~⑨までを同時に行い、緊張させ、一気に脱力する)

お風呂で行う訓練
①熱いお湯を足先にかける
②冷たい水を足先へかける
③①~②を7回程度行い、最後はお湯でやめる
※サウナでも水風呂(水シャワーでも可)と交互に入ることにより効果あり

簡便なリラックス方法
①背もたれのある長座位(足を伸ばして座った姿勢)になり、全身の力をぬく
②目を瞑り、ゆっくり深呼吸を繰り返す
※喘息がある場合は行わない

時間外でも受け付けられる場合があります。 TEL 050-3690-1128 10:00~19:00(受付 18:30迄)要予約

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