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逆子(骨盤位)

逆子(骨盤位)について

赤ちゃんはお腹にいる時、通常は頭が下(頭位)にあります。しかし、なんらかの原因により頭が上にある状態を骨盤位といい、よく逆子と言われます。

赤ちゃんはお腹の中で、子宮腔の形態、子宮収縮、胎動、母胎の体位に影響し絶えず動いています。その動きのなかで、頭が下にある頭位の位置に安定するのが一般的です。しかし、以下のような理由で、回転するタイミングを逸してしまい、逆子になってしまうと考えられています。

・子宮腔の形態異常
・胎児の形態や発育の遅滞
・胎動の減少
・胎児の可動性低下

逆子の頻度は、妊娠時期によっても異なります。しかし、妊娠中期で50%いた逆子は、正期産では3~5%です。

頭位へ誘導する要因
・子宮腔の形態(洋梨状)
・子宮収縮
・胎動
・母胎の体位

 

鍼灸での治療法

逆子は鍼灸治療対象ですが、子宮の奇形、多胎妊娠、重症妊娠中毒症、前置胎盤の場合は不適になります。

鍼灸では、逆子を治すときに足の小指にあるツボを使用します。主にお灸になります。お灸をすることにより、胎動が活発になります。

自宅での指導内容としては、お湯や遠赤外線等により足部を温めてもらいます。また、胎児の自己回転をねらいとするさかご体操を行ってもらいます。逆子体操の手順は以下に記載します。

①床上にひざまずく(膝間隔を軽くあける)
②前胸部を胸につける
③おしりを上に突き出すようにする(このとき、大腿部は床に対し直角にする)
④10分~15分位行う
⑤終わったら、母体の頭を上げず横になる(胎児の背中が上になるように、横向きに寝る)
⑥そのまま、10分休憩する
⑦1日数回行う

※妊娠28週~36週頃までに実施

時間外でも受け付けられる場合があります。 TEL 050-3690-1128 10:00~19:00(受付 18:30迄)要予約

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