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免疫に及ぼす効果

免疫に及ぼす効果について

免疫とは、刺激に対し、情報処理を行い、それに対する反応するというシステムです。この免疫というシステムがあるからこそ、生体の恒常性を保つことができます。免疫にはリンパ球や骨髄、胸腺、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)というものが関係しています。また、免疫は神経系内分泌系の調整をうけています。

内分泌系の調節では、なんらかの原因により、ホルモンが分泌されます。その分泌されたホルモンが一定量以上の濃度になると、免疫系が刺激され、免疫反応がおこります。

組織障害や異物侵入といった急性炎症では、再生修復に免疫系が働きます。これは、神経系による調整です。侵入した異物に対し、体は排除しようと局所の血流を増やします。自律神経により神経伝達物質血管を拡張させ、血流を増やします。また、血管透過性も亢進し、異物除去をおこなうマクロファージも増えます。

慢性炎症においては、炎症部位で好中球マクロファージリンパ球が増え、免疫反応が強くなります。強くなった結果、体にとってマイナスに働いてしまい、アトピー性皮膚炎喘息関節リウマチといった自己免疫疾患を引き起こします。

さて、鍼灸が免疫系に及ぼす効果ですが、鍼灸をすることにより、マクロファージや好中球、NK細胞といった細胞が増えるという報告があります。これは、免疫系が強くなることを意味します。つまり、風を引きにくくなったり、傷の修復や再生を促進します。また、その他にもサイトカインという種々の細動の活性調節にも関係しています。このことにより、慢性炎症のように強く免疫反応がでる場合には、抑制的に働き、炎症を抑えます。

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