当院に通われている方についてご紹介いたします。
H28年に他院からの紹介で来院されました。
通院開始当初は40歳。37歳で第一子を体外受精で出産。
産婦人科での第二子の治療はH27年から開始。
産婦人科では多嚢胞性卵巣症候群という診断を受けています。
多嚢胞性卵巣症候群の場合、採卵時に卵子は沢山とれますが、未熟な受精卵が多くなります。
H27年に採卵を行い、5個取れましたが、成長した受精卵は2個。
翌年、移植を行い、妊娠反応陽性。しかし、その後流産。

 

治療は根拠に基づいた鍼治療+最新レーザー治療で卵子の質の向上、子宮環境の改善を目的とし、週1回の治療と自宅でのセルフケアも指導しました。
当院に通院し始めて、1回目の採卵を行い、6個とれ6個成熟したが、いずれも陰性。
通院開始から1年11か月のころに2回目の採卵。この体外受精を最後に、治療を卒業する予定でした。
採卵結果は5個中2個が成熟卵。
最後の移植で陽性反応があらわれ、H30年の夏に無事、男児を出産されました。